☆17日(日)、函館競馬場で行われる第25回
函館スプリントステークス(GIII)に出走を予定している
ダイアナヘイローについて、レースに向けての関係者のコメントは以下の通り。
◎
ダイアナヘイローについて、
大根田裕之調教師
・(前走の
高松宮記念の時は)その前の
阪急杯の出来を維持しようと考えていましたが、いくらか疲れがきていたかというところで(レースを)迎えました。また当初から思っていた通り、馬場もあまり緩いのはこの馬には向かないと思っていましたから着順は仕方ありません。その後は馬の立て直しに努めてきました。
・この馬は取り立てて凄い馬体という感じではなく、普通の馬体です。ただ気持ちは前向きで、気で走っているという印象です。
・前走後は放牧先でプールに入れたりして疲れを早く取ることに努めました。(栗東トレーニングセンターに)帰ってきてからは、前の体調に戻すため1回〜2回と追い切ったら気持ちも乗ってきました。(函館輸送前の最後の)追い切りで52.0-12.0という時計が出てこのレースへの
ゴーサインを出しました。
・2週前から函館に行って環境には慣れていると思いますので、後は北海道の洋芝にどれだけ対応してくれるかという点ですね。楽しみもありますし不安もあります。ただ、どうしてもこれまで小倉競馬場のようなパンパンの良馬場で活躍していた馬ですから、やってみないと分かりませんが、あまり緩い馬場になってもらいたくありませんね。
・この夏をどのような体調、どのような成績で過ごすかということに現在は専念していますから、まだ秋のことは考えていません。とにかく今回は強い馬も多くいますから、どんな展開になるか分かりませんがスピードを生かして頑張ってもらいたいですね。
〔取材:檜川彰人〕
ラジオNIKKEI