「
宝塚記念・G1」(24日、阪神)
次週に迫った上半期の
グランプリ。栗東ではファン投票1位の
サトノダイヤモンドが、美浦では連覇を狙う
サトノクラウンがそれぞれ1週前リハを行った。
サトノクラウンは美浦Wで格下馬に先着を許し、まだまだ完成途上を匂わせた。
17年の覇者
サトノクラウンは14日、初コンビを組む
石橋脩を背に美浦Wで3頭併せ。5F手前で
レイダー(4歳1000万下)が最初に飛び出すと、これを2馬身追走する形でスタート。その2馬身後ろに
アルバートが控えた。徐々に差が縮まり3頭横並びで直線へ。外
レイダーは終始馬なりで、逆に内2頭が一杯に追いだされる格好。最後は最内
アルバートと併入したが、格下僚馬には半馬身遅れた。
5F65秒4-37秒5-12秒8に、森助手は「相手も走る馬なので、遅れは気にしていません」と言いつつも、「まだいい頃に比べて、動きは物足りないですね。ジョッキーも“アクションを起こしても反応しなかった”と言っていましたから」と正直に現状を伝えた。
ドバイシーマクラシック7着からの帰国初戦。国内戦の
大阪杯6着を
ステップにVをゲットした昨年とは、調整面で難しさを残すようだ。同助手は「きょうしっかりやったので、これで変わってくれたら」と前進を願っていた。
提供:デイリースポーツ