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マースプリント第2戦、ハンデ重賞の
CBC賞(GIII・中京芝1200m)に美浦からは4頭が出走する。
斎藤誠厩舎からは
ワンスインナムーン(牝5・54キロ)とトーキングトラム(牡8・55キロ)が出走。
ワンスインナムーンは2番人気に支持された函館SS(GIII)8着からここへの出走となり、今日(6/27)はウッドチップコースで併せ馬で追い切った。斎藤調教師のコメント。
「前走は休み明けの影響もあったのか、スムーズに行かないなど、納得のいかない内容でしたので、オーナーとも相談してこのレースへの参戦を決めました。
函館SSから
CBC賞というのはあまり使わないローテーションですが、こちらに戻ってきた時は涼しかったですし、馬の状態は良さそうですね。スタートはさほど速くないのですが、二の脚が速い馬なので、少々のハイペースになっても行き切った方が良いでしょう」
トーキングドラムは京都の安土城S(OP)の14着からハンデ重賞のここへ。今日(6/27)はウッドチップコースで併せ馬で追い切った。斎藤調教師のコメント。
「先週予定をしていたパラダイスSは斤量が58キロでしたので回避しました。前走はこれから上がって行こうというあたりで前をカットされてしまったのが響きましたが、 変わらず好調を維持しています。
今回は55キロですし、中京も合いそうですね。調教でブリンカーを着けたのですが、集中して真っ直ぐ走れるようになってきました。実践でも装着予定です」
高木登厩舎からは
ペイシャフェリシタ(牝5・54キロ)と
スノードラゴン(牡10・58キロ)が出走。
ペイシャフェリシタは、前走の
春雷S(OP)を制して重賞初制覇を狙う。今日(6/27)は坂路で追い切っている。高木調教師のコメント。
「骨瘤が出るなどいろいろあって休みを挟みながら大事に使ってきましたが、ようやくしっかりしてきましたね。追い切りはやれば時計が出てしまう馬なので、今日は調整程度でしたが、前走後はこのレースから始動しようと考えていましたし、ここを目標に乗り込んできて状態は万全です。中山より中京の方が合っていそうですし、ハンデも54キロと手頃で楽しみですね」
スノードラゴンは、前走の
北海道スプリントC(JpnIII)で勝ち馬から0秒1差の3着と健闘。今日(6/27)は坂路で最終追い切りを行った。高木調教師のコメント。
「レース間隔が短いですが、北海道からこちらに戻ってきてからも元気ですね。暑さがあまり得意ではないので、少し涼しかったのも良かったと思います。瞬発力勝負になると分が悪いので、時計のかかる馬場、展開になってほしいです。今日の追い切りの動きも問題なかったですし、仕上がっていると思います」
(取材・文:佐々木祥恵)