スマートフォン版へ

【CBC賞】ダイメイフジ、姉に1馬身遅れも不安なし

デイリースポーツ
  • 2018年06月28日(木) 06時00分
 「CBC賞・G3」(7月1日、中京)

 森田厩舎の“ダイメイきょうだい”が27日、栗東坂路で併せ馬を行った。約1馬身の後れを取った弟ダイメイフジだが、陣営の期待は大。翌週に安田記念を勝つことになるモズアスコットを負かした前走の勢いを保ったまま、重賞初Vに挑む。3歳馬アサクサゲンキは栗東坂路で4F51秒4の好時計をマークして、大きく先着。古馬撃破へ、上々の動きを見せた。

 姉と弟の競演。栗東坂路を舞台にしたプレバトルは、ラスト1Fを12秒1でまとめた姉ダイメイプリンセスが約1馬身先着してエンディングを迎えた。だが、追走する形になった弟ダイメイフジもラスト1Fは12秒3(4F53秒8-38秒7)。遅れはしたが、ギアはしっかりと替わっていた。

 「いつも通りの動きをしてくれましたね。フジの方はけさの体重が522キロと、思っていた以上に体が戻っていたので、しっかりとやりましたが、状態は維持してくれていると思います」。見届けた森田師は体調の良さを確認。併走追いの意図を明かした。

 放牧先からの輸送で馬体重がマイナスに転じたこともあって、この中間はカイバの量を増やして対応。増加という答えを得て、最終的に負荷をかける采配が振るえた、という。いい方向に向かっているのは、間違いない。

 昨年の夏までは緩さが残り、500万クラスをクリアできずにいたが、放牧を経てグンと成長。冬から春にかけて充実した日々を過ごし、前走では次走の安田記念で頂点に立つモズアスコットを2着に下して、大きく評価を高めることになった。

 「前へ行っても、後ろから行っても走ってくれますし、長くいい脚を使えるので」。トレーナーはこう信頼を寄せ、コンビを組むM・デムーロも「直線が長いというのはいいと思います」と中京への順応性に言及して、期待感をにじませた。のちのG1ウイナーを破った自信を胸に、桶狭間で躍動する。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す