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マイネルサージュなど、七夕賞厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2018年07月06日(金) 15時30分
 サマー2000シリーズ第1戦のハンデ重賞、七夕賞(GIII・福島芝2000m)に美浦から出走する各馬について、関係者のコメント。

サーブルオール(牡5・美浦・萩原清)について、萩原調教師。
「前走(エプソムC・GIII・4着)から間隔は詰まりますが、追い切りの動きは良かったですし、放牧を挟んで変わりない状態にあります。前走は重賞でしたが、内容は良かったですね。

 ハンデ戦なので与えられた斤量(55キロ)でやるしかないですが、福島コースや距離は大丈夫です。いろいろな人が関わっている馬なので、何とか良い結果を出せるように頑張りたいですね」

マイネルサージュ(牡6・美浦・鹿戸雄一)について、鹿戸調教師。
「今週(7/4)はゴールを過ぎてからも緩めずしっかりやって、予定通りの良い追い切りができました。前走(福島民報杯・OP・1着)後はこのレースを目標にしていましたし、早めに帰厩させて本数も随分とこなしてきました。元気一杯で順調です。

 これまでは先行した時には良い結果が出ていなかったのですが、前走のように自分の形の競馬をした方が良いのかもしれません。

 以前出遅れて終いからの競馬になったことがありますが、その時も良い脚を使ってたので、ある程度道中は脚を溜めていった方が良いでしょう。ハンデはこのくらい(55キロ)かなと思います。

 先週の福島は前残りの馬場という感じでしたが、今週は週末に雨予報も出ていますし、少し重いくらいの馬場は問題ありません。ペースが少し流れてくれれば終いの脚がより生きるでしょう」

ワンブレスアウェイ(牝5・美浦・古賀慎明)について、古賀調教師。
「追い切りはいつも通り良い動きでした。調教はやればいくらでも時計が出そうな感じですし、牝馬のわりにずっと好調を維持しているのは偉いと思います。

 前走(マーメイドS・GIII・2着)はうまくいきましたが、勝ち馬はさらに上手にレースをしていましたね。久し振りに良い脚を使えたのは良かったと思います。前回はゲートの中で1回ガタッとなりましたが、態勢を立て直したところでスタートが切れました。1番枠で早めにゲートに入っていたことが逆に良かったようで、普通にゲートが出られさえすればあのような競馬ができますね。

 ただゲートの中で待っている時にじっとしていられないので、ゲートに課題があることには変わりありません」

マイネルフロスト(牡7・美浦・高木登)について、高木調教師。
「レース当該週はいつもそれほどやらないですし、1回使っていますので調整程度の追い切りでした。前回は重馬場というのもあったのかもしれないですが、結果的に後ろの位置取りの方がよかったのかもしれません。状態は良かったのですけどね。ただ最後まで食らいついて走っていましたので、次に繋がる内容だったと思います。

 精神的にいろいろ噛み合わないと難しいので、気分良く好位で流れに乗ってほしいと思います。勝った時も頭を上げて耳を絞ったりして難しい面があるので、ブリンカー着用はジョッキーもためらいがあったようですが、着けてみると嵌ってきました。

 福島はこの馬にはあまり合わないと思っていましたが、意外と相性は良いですね。新潟の馬場は水はけが良いのですが、福島はそうでもないですし、雨予報が出ていて馬場状態は正直気になっています。少しずつこなせるようにはなっていますが、重馬場は下手なので、稍重くらいならと思っています」

マイネルミラノ(牡8・美浦・相沢郁)について、相沢調教師。
「先週の追い切りはビッシリやっていますし、今週(7/4)は調整程度でした。前走(エプソムC・GIII・11着)は休み明けで斤量が58キロと厳しい条件でしたね。

 最近は自分から動いていけませんが、理想としては前に行く形の競馬ができればと思います。以前小倉(2015年小倉大賞典・GIII・5着)で道悪(重)の競馬を経験してあまり結果が出なかったので、結構雨が降るようだと厳しいと思いますが、稍重くらいならこなせるでしょう。

 気楽に乗れると思いますし、田辺騎手が騎乗するのも楽しみです」

バーディーイーグル(牡8・美浦・国枝栄)について、佐藤調教助手。
「前走(エプソムC・GIII・8着)は緩い馬場が影響したかもしれないですね。

 今週(7/4)はブリンカー着用で追い切りましたが、併せた馬に寄られた時に反応していて、効果がありそうな感じです。実戦でも着ける予定なので、その効果で前を意識した競馬をさせたいと思っています」

シルクドリーマー(牡9・美浦・黒岩陽一)について、黒岩調教師。
「今週(7/4)の追い切りは単走でやりました。先週まで週3回ずっと時計を出していて順調ですし、休み明けでも力をせる仕上がりにあると思います。

 ここのところ走ってきた距離を考えると2000mはどうかという課題はありますが、コーナーまで距離がありますし、馬場状態次第でスタミナ勝負になれば上位進出は可能だと思います。

 ひと追いごとに体の張りも良くなってきて、9歳ですけど次につながる競馬ができればと思わせてくれるような感じです。先週のような速い馬場より、道悪になってスタミナ勝負になった方が良いですね」

(取材・文:佐々木祥恵)

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