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【函館記念】池添謙一、父・兼雄師のナイトオブナイツで函館頂点へ

デイリースポーツ
  • 2018年07月13日(金) 07時00分
 「函館記念・G3」(15日、函館)

 池添謙一騎手(38)=栗東・フリー=が、父・兼雄師が管理するナイトオブナイツとのコンビで函館記念初Vを目指す。自身は目下、函館リーディングを快走中。伝統の一戦を制し、さらに勢いづきたいところだ。

 池添が快調に白星を積み重ねている。今年の函館はここまで7日間に参戦し、セイウンコウセイでの函館スプリントS勝ちを含めて10勝をマーク。現在、同地のリーディングに立っている。しかもG3勝ちに加え、TVh賞巴賞と3つのメインレースを勝っているのだから中身も濃い。

 函館記念では、父が管理するナイトオブナイツでタイトル奪取に挑む。父とのコンビで獲得した重賞タイトルは、これまでに10個。函館では未勝利だが、昨年の函館記念では、7番人気のヤマカツライデンで3着と奮闘している。

 ナイトオブナイツは前哨戦の巴賞を快勝しての登場。その前走は武器とする一瞬の脚を引き出す好騎乗も光った。「前走の内容が良かったし、いいレースができました。力のいる洋芝は合うんでしょうね」と池添。連勝でのVへ、大きな期待を込めての参戦だ。

 コンビを組んで、過去4勝を挙げている。それだけに長所も短所も知り尽くしており、「巴賞は休み明けということもあったか、テンションが高かった。それだけに1Fの距離延長がポイント。折り合いをつけてロスなく立ち回れれば」と冷静に分析する。

 自身にとっても、函館記念はこれまで10回騎乗して、まだ連対していない。3着が6回と悔しい思いをしている。「毎年いい馬に乗せてもらっているだけに、結果を残したいですね。函館の環境は自分自身にも合っているし、競馬も乗りがいがある」と意気込む。

 強い気持ちで函館記念初Vへ。それは16年以来、2回目の函館リーディングの座に直結する。

提供:デイリースポーツ

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