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【アイビスSD】カラクレナイ まるで疾風!折り合い問わない千直で能力発揮だ

デイリースポーツ
  • 2018年07月27日(金) 08時00分
 「アイビスSD・G3」(29日、新潟)

 うだるような猛暑も関係なし。カラクレナイが26日、栗東CWで元気いっぱいにはじけた。2カ月ぶりの実戦に向けて仕上がりは万全。メンタル的にも“競馬モード”に入った。初の千直で真価を発揮し、久々の重賞美酒に酔うか。

 朝一番の調教が一段落した午前5時50分。にわかに閑散とした栗東CWで、500キロを超すカラクレナイのグラマラスな馬体が弾んだ。テンから前進気勢をのぞかせ、ビュンビュンと風を切る。直線半ばから鞍上も懸命に追い、ラストはグイッと伸びてゴールに飛び込んだ。

 5F66秒9-37秒2-11秒5に、松下師は「まずまず。見た感じ、そんなにタイムが出ているようには思わなかった」と及第点のジャッジ。調整役を務めた中村(レースは福永)は「競馬モードに入ってるわ」と言いながら下馬し、「先週の方が落ち着いていたけど、今週が競馬なので、ある程度スイッチが入っても仕方ない。休み明けでも仕上がっていると思う」と目下の出来に胸を張った。

 狙い澄ました舞台と言っていいだろう。初Vから3連勝でフィリーズRを制し、桜花賞でも小差4着に食い込んだ実力馬。キャリア初の6ハロン戦に挑んだ今年のシルクロードSでは、強敵を相手に4着と奮闘している。一方で掛かり癖が玉にきずだが、比較的折り合いを問われない千直なら、持てる走力を存分に出し切れるはずだ。「今は千四とかよりも、こっちの条件の方がいい。流れに乗りつつ、ためて行ければ」と師。しばしお預けとなっている重賞2勝目を、ここで虎視たんたんと狙っている。

提供:デイリースポーツ

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