「アイビスSD・G3」(29日、新潟)
“直千女王”の誕生だ-。1番人気に推された
ダイメイプリンセスが完勝劇で重賞初制覇を決めた。
「手応え良く行けるし、とにかく千直が合う」と秋山が自信を持って臨んだ一戦。五分のスタートから徐々にポジションを押し上げると、残り100メートル手前で鋭く馬群を割って先頭へ。そのまま後続を突き放しゴールに飛び込んだ。「(千直の)適性が高いし、いい時に乗せてもらいました。感謝しています」と鞍上は笑顔を見せた。
この勝利で直線競馬は3戦3勝に。森田師は「以前は使うたびにトモの筋肉が減っていたが、(5月に)千直を初めて使ったあたりからしっかりしてきた」と目を細める。
トレーナーにとって、2着
ラブカンプーとの管理馬ワンツーによるJRA重賞初V。祝福のLINEが鳴りやまない指揮官は「ゴールした後は信じられない気持ち。表彰式くらいまで感激していました」と喜んだ。
ス
プリントシリーズチャンプを目指し、次戦は
北九州記念(8月19日・小倉)へ。「小倉の千二も勝っているし、夏場は強い馬ですからね。今の状態なら千二でも」とトレーナーが話すと、「これから(千二も)克服できれば」と主戦も期待を込める。“千直のスペシャリスト”から名ス
プリンターへ-。快速娘が活躍の場をさらに広げていく。
提供:デイリースポーツ