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レパードS・G3」(5日、新潟)
2連勝の勢いに乗って重賞に初挑戦する
アルクトスは1日、田辺を背に朝一番の美浦Wへ。僚馬2頭の併せ馬を10馬身ほど前に見る形で、馬なり単走のまま、5F67秒3-37秒8-11秒8をマークした。前傾姿勢で重心は低く、肩の出も柔らかい。
1頭が行き過ぎてしまい、3頭併せの構想は崩れたが、鞍上は「併せに行ったら時計も出過ぎちゃうからね」と説明。そして、「ガラッと変わったという印象はないし、平行線かな。もう少し(上積みが)欲しいというのが正直なところ」と辛口な
ジャッジを下した。能力の高さが分かっているだけに、注文も高めに設定しているのだろう。
それでも「僕が乗って掛かったことはない。前走で馬込みからの競馬もできたし、コースも問わない。新潟なら前に行けるのも強み」と現状でも十分やれるとの見立てだ。
提供:デイリースポーツ