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関屋記念・G3」(12日、新潟)
鋭い伸びで好調ぶりを示した。
エイシンティンクルは8日、黒岩(レースは和田)が騎乗して栗東CWで単走追い。馬なりでもラストは自らハミを取り、6F82秒9-37秒1-11秒6をマークした。動きを見守った坂口正師は「動きはこんなものだろう。やれば動くから。順調」と納得の表情を見せた。
逃げの手を封印した前走。好位4番手から、直線できっちりはじけて連勝を決めた。「意識的に控えた。新潟で行くと止まるし、
関屋記念を見据えてのもの。この距離が一番いい。折り合いがつけば」と師はにらむ。全兄は15年
香港C、16年イスパーン賞と、海外G1・2勝を挙げた
エイシンヒカリ。「今後に向けてどういう競馬ができるか。楽しみ」。重賞初挑戦初Vで偉大な兄に続く。
提供:デイリースポーツ