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エクリプスステークス連覇のMtotoが死亡

  • 2011年05月25日(水) 21時21分
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エクリプスステークス連覇などG1競走を3勝したMtoto(父Busted)が28歳で死亡したことが、5月24日に明らかになった。

Mtotoは1983年生まれ。現役時代は2歳から5歳まで走り、17戦8勝。3歳までは重賞未勝利だったが、蹄の弱さが改善された4歳から真価を発揮し、この年から翌年にかけて63年ぶりのエクリプスステークス連覇を達成し、5歳時はキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスも制した。凱旋門賞でトニービンの2着となった後、現役を引退した。

Aston Upthorpe Studで種牡馬入り後は1996年の英ダービー勝ち馬Shaamitなど3頭のG1勝ち馬のほか、障害競走のリーディングサイアーとなったPresentingなどを輩出した。



【補足という名のつぶやき】
Mtotoはピュアブリーゼのオークス2着で広く知られるようになったMonsunと同じ、今や希少なブランドフォード系の名競走馬です。

ただ、ドイツでリーディングサイアーとなったMonsunと違い、種牡馬としてはポツポツとG1勝ち馬を出す程度にとどまり、期待のShaamitも振るわず、ラインの存続はかなり厳しい模様。晩年にスプリントG1を2勝したシリアスアティテュードを出したけど牝馬なんですよね。これが牡馬だったら、と詮なきことと知りつつも思ったり。

なお、シリアスアティテュードは昨年の引退後間もなく繁殖牝馬セールに出され、社台ファームが185万ドル(当時のレートで約1億5000万円)で購入。日本に輸入されています。KYダービー馬Animal Kingdomの母、ピュアブリーゼ、そしてこの馬。異系の血を持つ牝馬が社台に集まるのは偶然ではなく、確かな意思によるものでしょうね。
ネタ元のURL
http://www.racingpost.com/news/horse-racing/historic-dual-eclipse-winner-mtoto-dies-aged-28/861367/latest/

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