12日の大井競馬第5R(ダ1200m・12頭)を
シルヴェーヌ(牝3、大井・
櫻木英喜厩舎)で勝利した
的場文男騎手。この勝利で
地方競馬通算7152勝目となり、ついに“鉄人”佐々木竹見元騎手の記録を更新した。
的場騎手は最終レース終了後に共同会見にて喜びの声、ファンへの感謝の気持ちを語った。
【
的場文男騎手 共同会見にて】
――日本記録達成おめでとうございます。ゴールでは
ガッツポーズでしたが。
(記録に)近づいてから長かったですから、馬券を買われているファンの皆様にも、ご迷惑を掛けてしまってましたからね。
――達成された瞬間というのは?
もちろん、ああこれで、新記録だなと。
――ウイニングランもされていましたね。
ファンの皆さんに感謝したくて。一周回るのは、馬も暑いからかわいそうだから、ゴール前だけでしたけど。
――記録達成の喜びをどなたに最初に伝えたかったですか?
家族ですね。
――1勝を残しての大井開催に際して、お気持ちはいかがでしたか?
浦和で達成できなかったんで、少し休んで、どうしても大井でと、思ってました。
――来月お誕生日を迎えられますが、62歳を迎えられてもなお、という秘訣などは?
親に感謝しています。丈夫な体に産んでくれたことです。
――今後の目標といいますと。
やはりもちろん、宿題といいますか、
東京ダービーは2着10回なんで、頑張って何とか。皆様も期待して頂いてますから。まだ乗りますから。
――ファンの皆様にメッセージを。
今日記録を達成できたのは、ファンの皆様はじめ、関係者の皆様や取材の皆さんの応援のおかげです。感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。