今週土曜日(18日)に北米
カリフォルニア州の
デルマー競馬場で、「真夏のダート王決定戦」と称されるG1パシフィッククラシックS(d10F)が行われるが、ユニークベラ(牝4)の登録があることが、競馬ファンの大きな注目を集めている。
同馬のここまでの戦績は12戦9勝。4歳を迎えた今季、初戦のG2サンタマリアS(d8.5F)を制し6度目の重賞制覇を果した後、G1アップルブロッサムS(d8.5F)こそ2着に惜敗したものの、続くG1ビホールダーマイル(d8F)を制し2度目のG1制覇。前走のG1クレメントLハーシュS(d8.5F)も、オッズ1.1倍という圧倒的1番人気に応えて快勝し、西海岸における牝馬ダート中距離部門の女王として君臨している。
同馬を管理する
ジェリー・ホレンドルファー調教師は、「相手関係を分析した上で出否を決める」としているが、参戦すれば同馬にとって初めてとなる牡馬への挑戦が実現することになる。
パシフィッククラシックSには現在、今季既にG1サンタ
アニタH,G1ゴールドCアットサンタ
アニタという2つのG1を制しているアクセレレイト(牡5)、デビューから無敗の3連勝で前哨戦のG2サンディエゴHを制した
カタリーナクルーザー(牡4)らが出走を予定している。
(文:合田直弘)