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【札幌記念】夏の大一番、あの穴馬に注目したい/JRAレース展望

  • 2018年08月14日(火) 06時00分
 札幌記念は夏のローカル開催で唯一行われるGII戦である。サマー2000シリーズの第4戦にして最大のポイントが付与されるレースでもあるが、札幌記念の勝ち馬は凱旋門賞や天皇賞など、GIへ直行することが珍しくなく、サマー2000シリーズとの結びつきはそれほど強くない。

1.スピードが必要

 昨年の勝ち馬サクラアンプルールは好メンバーの揃った中山記念で2着していたし、一昨年の2着馬モーリスは言わずと知れた名マイラーで、3着のレインボーラインアーリントンC勝ち。2015年はトーホウジャッカルラキシスラストインパクトと、長めの距離で実績を残した人気馬が全滅。2014年も桜花賞ハープスターが断然人気のゴールドシップを負かしている。

2.ベテランが優位に

 昨年は6歳のサクラアンプルールと8歳のナリタハリケーンでワンツー、2015年も6歳のディサイファと7歳のヒットザターゲットがワンツー。本来なら主役を演じるはずの4歳馬は、昨年2番人気のエアスピネルが5着、2015年1番人気のトーホウジャッカルが8着と、好走がここ4年間途絶えている。

3.休み明けでは厳しい

 半年以上の休み明けでここに挑んだ馬は、過去10年で[0-0-1-5]と未連対。唯一3着したのが2番人気のレッドディザイア(前年の有馬記念以来)で、結果的にレッドディザイアはこのレースが最後のレースになった。定量戦ということもあって、実績馬の復帰戦に選ばれるケースが多いが、順調さを欠いた馬は苦戦を強いられている。

 マルターズアポジーはここまで重賞を3勝。昨夏にはマイルの関屋記念も制した。札幌を走るのは初めてだが、新潟・福島・小倉で勝ち星を稼いでいるように、直線が平坦のコース形態がベスト。このメンバーでも上位争いが期待できる。

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