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セントウルS・G2」(9日、阪神)
新たにコンビを組む松山を背に、
アサクサゲンキは5日、栗東坂路へ。厩舎の先輩
サンライズノヴァ(4歳オープン)の胸を借り、重賞ウイナー同士で熱のこもったスパーリングをこなした。
後輩のゲンキが追走併入の形で、4F54秒4-40秒1-12秒7を計時。音無師は「動き?悪くないよ。ずっと使ってきているし、やり過ぎても良くないからね」と程良い数字に納得の表情。ただし、近3走のレースぶりには物足りなさを感じている。「そのうち2回は出遅れ。前走は馬込みに突っ込んで、さばけなかった。力を出し切れていない」と、かなり不満げだ。
それだけに、ここは新コンビの手綱でスカッと勝利を飾りたい。感触を確かめた鞍上は「馬場が重かったので時計は出ませんでしたが、動き自体は良かった。乗りやすくて癖もないし、好印象を持ちました。手前を変えづらいところがありましたけど、競馬では心配ないよう。楽しみです」と期待の弁。完全燃焼の走りでVを届けたい。
提供:デイリースポーツ