社台グループは、6日未明に発生した北海道・胆振(いぶり)地方を震源とした地震で、同グループの道内の牧場では人馬ともに大きな被害が出ていないことを、サンデーレーシングなどの公式ホームページで報告した。
震度6強を記録した安平町にある社台スタリオン
ステーションの徳武英介氏は「地震直後にスタッフが全頭の無事を確認しました。施設が壊れたとかはなく、事務所の書類が落ちたくらいです。場内の水と電気は止まっていますが、馬に使う水は数日分は確保しているので大丈夫です」と現状を説明した。
また、JRAによると札幌、函館競馬場など道内の事業所で大きな建物被害の報告はなく、札幌競馬場の105頭を含め、在厩全頭の無事が確認されているという。パークウインズなど週末の営業に関しては、状況を確認した上で判断される。
提供:デイリースポーツ