「ローズS・G2」(16日、阪神)
サラッとやれば十分。初の古馬相手となった前走の
青島特別を、レコードで圧勝した
サラキア。レース後はすぐにここに照準を定め、抜かりない調整を積んできた。1週前に機敏なアクションで末脚を伸ばしており、最終リハは12日、栗東CWでしまい重点。反応鋭くラスト1F11秒4で駆け抜けた。
「体は先週でできているので、
リラックスさせて、気分良く走らせました。体に実が入って、だいぶしっかりしてきましたよ」と、春とは別馬のような成長ぶりに
池添学師は目を細める。
先週の調教にまたがった池添も「走りがしっかりしていましたね。春の実績馬とのレースで、どれだけ頑張れるか。楽しみ」と大きな期待を寄せた。あと一歩で大舞台に届かなかった春。雪辱を胸に、秋こそはG1舞台へたどり着いてみせる。
提供:デイリースポーツ