9月17日(祝・月)に中山競馬場の芝2200mで行われる
セントライト記念。今朝13日にその最終追い切りを行った
ギベオン(栗東・
藤原英昭厩舎)だが、鞍上には初コンビとなる
戸崎圭太騎手が跨った。
朝一番のCWコースで単走。馬の多い時間帯ではあったが、自分のリズムを崩すことなく、ゆっくりと正面から馬場入りして、1コーナー、2コーナーを回って、向正面へ入っていく。前半からラップは遅めで、3コーナーに入ってもさほどスピードは上がらない。
ここで他厩舎の追い切りが直後に迫ってきたので、折り合い面がどうか注目していたが、馬自身はやる気になっていたが、折り合いを欠くというよりも戦闘態勢を整えた感じ。追い切りが離れたところへ進むと再び力を抜いた走りになり、最後の直線は自分のリズムで加速していった。
時計は6F85.2〜5F70.0〜4F54.8〜3F39.6〜1F12.2秒。全体時計は遅くなったが、これがいつもの好走パターン。初めての距離や競馬場といった課題はあるものの、状態に関しては休み明けだからと割り引くようなところはないように思える。
(取材・文:井内利彰)