スマートフォン版へ

【スプリンターズS】ファインニードル“春秋スプリントG1”制覇へ死角なし

デイリースポーツ
  • 2018年09月25日(火) 06時00分
 「スプリンターズS・G1」(30日、中山)

 春のスプリント王に死角なしだ-。高松宮記念の覇者ファインニードルが、史上5頭目(高松宮記念がG1に昇格した96年以降、19頭が挑戦)の同一年春秋スプリントG1制覇へ上々の仕上がりを見せている。5歳の秋を迎えて充実一途。リベンジに燃える香港遠征を視野に入れながら、まずは国内スプリント界の完全制圧を果たす。

 今春の高松宮記念優勝馬ファインニードルが、5歳の秋を迎えて本格化。セントウルS連覇を成し遂げ、万全の態勢で東上する。

 とにかく、前哨戦が“強い”のひと言。全ての不安要素を振り払い、春のスプリント王の貫禄を示した。「仕上げとしては八分ぐらい。道悪は気にはしていなかったけど、外枠の上に斤量58キロ。いい材料は全くなかったからな。それでいて、あの強い勝ちっぷり。褒めてあげたい」。横綱相撲で堂々と勝利。担当の新村厩務員をうならせた。

 休み明けでタフな競馬をしたとあって「さすがに疲れは残った」と仕上げ人は話すが、ケアをしながらの調整で順調に回復。「1週前に乗った川田騎手は“前回よりも良くなっている”と。21日の計量で490キロ(前走=470キロ)。調子は良さそうだし、いい方に筋肉がついた。毎回輸送で10キロ減る。今の感じを維持できれば」。計算通りに、準備は着々と進んでいる。

 4歳で挑んだ昨年は12着に敗れたが、「ちぐはぐな競馬に。参考外」ときっぱり。G1タイトルを引っさげて臨む今年は、重厚感が違う。「基本的に中山は向いていると思うしスムーズな競馬さえできれば。今年はまだ日本馬に負けていない。無敗で行きたいね」。

 視線の先には、2度目の香港遠征も見えていることだろう。リベンジに燃える秋-。まずは、史上5頭目となる同一年の“春秋スプリントG1”制覇を果たしてみせる。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す