レッツゴードンキが
桜花賞を勝ったのは2015年。それ以降、毎年GIで連対しています。
「しかも、ダートを走ったり香港に行ったりしている。そんな中で毎年GIで連対するなんて、ほんと凄い牝馬と思うよ」と梅田師は手放しで愛馬を褒め称えます。
そして、このタフな孝行娘も年齢的にラストランを意識する年になりました。
「引退の時期とか具体的な話は何も出ていないけれど、年齢的にもそう遠い話ではないと思う。やはりもうひとつはGIを勝って、ハクをつけてお母さんになって欲しいよ」
昨年はぶっつけ本番で挑んだ
スプリンターズSですが、今年は
キーンランドCを使ってから叩き2戦目で挑むことになりました。
「やはり叩いた上積みがある分、昨年より今年のほうがいい。追い切りでも行きたがるところを見せていたし、何の不安もなくいけるよ」
枠順は5枠10番。これについては調教パートナーの西原助手がニッコリと答えてくれました。
「後入れの偶数枠ですし、内過ぎず外過ぎずいい枠だと思います」
悔いのない仕上げ。あとは基本的にパートナーを組み続けている岩田騎手に手綱を委ねるだけですね。
(取材・文:花岡貴子)