1着馬に秋の天皇賞(GI)の優先出走権が与えられる第53回
京都大賞典(GII・芝2400m)に美浦から出走する2頭について、関係者のコメント。
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アルバート(牡7・美浦・
堀宣行)について、森調教助手。
「先週まで動きが少し重い感じがしましたが、先週しっかりやってからは素軽さが出てきました。力を出せる態勢が整ったと思います。年齢的なものか硬さが出てきましたが、ここまでしっかり乗ってきましたし、追い切りにも乗ったモレイラ騎手も調子が良さそうと話をしていました。
モレイラ騎手には3年前に札幌の2000m(500万下・1着)で乗ってもらい、その後1000万、1600万と長めの距離を使いながら
ステイヤーズS(GII)まで連勝するきっかけを作ってくれましたからね。今回は3年前の札幌以来の騎乗になりますが、この馬の新しい面を引き出してほしいと思います」
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モンドインテロ(牡6・美浦・
手塚貴久)について、手塚調教師。
「前走(
札幌日経OP・5着)は58キロの斤量を背負っていたこともあり、流れに乗れませんでした。年齢的にズブくはなっていますが、今回は相性の良い京都コースですからね。斤量56キロと距離が2400mになるのも良いと思います」
(取材・文:佐々木祥恵)