未勝利から1000万下を3連勝中の
ミッキーチャーム(栗東・
中内田充正厩舎)。約2ヶ月ぶりのレースになるが、栗東でしっかりと乗り込まれており、今朝10日は
秋華賞(10月14日・京都芝2000m)に向けた最終追い切りを行っている。
1回目のハローが終了した時間帯、馬の閑散としたCWコースへ1頭で入場。鞍上には今回初コンビとなる
川田将雅騎手が跨っていたが、向正面では少し頭を上げて、行きたがるような仕草を見せる。
ただ、引っかかるというところまではなく、なんとかなだめながら、3コーナーから4コーナーはスムーズに周回していく。最後の直線も力強い走りで駆け抜けて、時計は6F82.8〜5F67.5〜4F51.8〜3F37.9〜1F11.7秒。
数字としては高く評価できる。ただ、走り全体としては力んでいるようにも見えるだけに、多頭数になって自分のリズムで走ることができるかどうかが鍵になりそう。
(取材・文:井内利彰)