安田記念を回避し、休養に入っていたエアスピネルが復帰。昨年に続く連覇を達成して、マイルCSに向かうことができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■10/20(土)　富士S(3歳上・GIII・東京芝1600m)

　エアスピネル(牡5、栗東・笹田和秀厩舎)は昨年の覇者。今年はマイラーズC(3着)のあとに安田記念を目指していたものの、疲れが抜けず回避することとなった。今回はそれ以来の復帰戦となるが、調整は順調。連覇を達成して、悲願のGI制覇に向け弾みをつけたいところだ。鞍上は新コンビとなる福永祐一騎手。

　ペルシアンナイト(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)は昨年のこのレース5着からマイルCSを制した。今春の安田記念は6着だったが、これは直線で行き場をなくしてしまったため。休み明けで59キロと条件は楽ではないが、GI馬の力を見せられるか。

　その他、マイル路線に挑む3歳馬ジャンダルム(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)、J.モレイラ騎手とコンビのワントゥワン(牝5、栗東・藤岡健一厩舎)、ヴィクトリアマイル3着のレッドアヴァンセ(牝5、栗東・音無秀孝厩舎)、京成杯オータムHで3着のロジクライ(牡5、栗東・須貝尚介厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。