得意の左回りの東京コース、しかも4枠5番。こうなるとますます
スワーヴリチャードに重きをおきたくなりますね。
木曜午後、枠順が決まったときに庄野師は感想を聞かれ、この枠が当たったことを喜んでいました。
「包まれたりするのも嫌だったのでミルコとも真ん中らへんがいいな、と話していました。いいんじゃないですか。まわりの出方も見ながらいけるし」
ゲートについては決して早いほうではありませんが、これは当日のタイミング次第とお見受けします。
庄野師も「枠順以前に
リチャードがちゃんとゲートをうまく切れたらいいなと思っています」と好枠からの好発進を願っていました。
9月にトレセンに戻ってきた
スワーヴリチャードですが、立ち上げもひじょうに順調。とくに1週前追い切りでビッシリ仕上げられて明らかに良くなっています。
「体は2週前より1週前、1週前より今週とどんどん良くなっています」と目を細める庄野師。
追い切り後の馬体重は前走からプラス24キロ増でしたが、陣営はまったく気にしていません。
「いつもどおりです。輸送すれば減る馬だからね」
当然ながら人気を集めていますが、それに相応しい走りを見せてくれるのではないでしょうか。
(取材・文:花岡貴子)