11月4日に京都競馬場で行われる
JBCスプリント(3歳上・JpnI・ダ1200m)の参考レース解説。
キタサンミカヅキ、
ネロ、
グレイスフルリープ、
マテラスカイ、
テーオーヘリオスが出走した
東京盃をプレイ
バックする。
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キタサンミカヅキ、59kg背負いながら勝利
優勝した
キタサンミカヅキはこれで連覇達成。先頭から4馬身差の4、5番手追走から、4角で内を突いて差を詰めると、
マテラスカイと
ネロの間を鋭く伸びて差し切った。前年は大外一気、今年は内から馬群を割る競馬と自在性を見せつけた格好。
2着の
ネロは
オーバルスプリント5着からの巻き返しに成功。2番手の外から、残り100m地点で先頭に立ったが、内から伸びてきた
キタサンミカヅキに首の上げ下げで遅れをとった。3着
グレイスフルリープは
さきたま杯4着からの参戦。14番枠から道中もずっと外を回る形で4番手を追走し、直線でもジワジワと脚を使った。
プロキオンSレコード勝ちから連勝を狙った
マテラスカイは4着。二の脚の速さでハナを奪って、4角でも手応えが残っているように見えたが、残り100m地点で脚が上がった。パワーを要する
地方競馬での良馬場、プラス18キロという余裕残しの仕上げが響いたのかもしれない。
6着
テーオーヘリオスは
北海道スプリントCからの重賞連勝を狙ったが、中団追走から、追い出されてからもピリッとした脚は使えなかった。
【
JBCスプリント出走予定馬】
1着
キタサンミカヅキ2着
ネロ3着
グレイスフルリープ4着
マテラスカイ6着
テーオーヘリオス