29日、
川崎競馬場で行われた「佐々木竹見カップ ジョッキー
ズグランプリ」は、第1戦のマイスターチャレンジ(ダ1500m・14頭)を
山本聡哉騎手騎乗の1番人気
シカゴジャズ(牡4、川崎・
内田勝義厩舎)が、第2戦の
ヴィクトリーチャレンジ(ダ1600m・14頭)は
赤岡修次騎手騎乗の7番人気
タニノホウザン(牡5、川崎・
河津裕昭厩舎)が勝利した。
最終結果は、計2戦で4着・2着の
JRA・
戸崎圭太騎手と2着・4着の船橋・
森泰斗騎手が同ポイントで並び、第2戦で上位の着順となったことにより戸崎騎手が優勝となった。第3位は岩手・
山本聡哉騎手。
11Rの
ヴィクトリーチャレンジのレース後には表彰式が行われた。MCのフリーアナウンサー・宇野和男さんによりポイント上位3騎手が発表され、3位の岩手・
山本聡哉騎手、2位の船橋・
森泰斗騎手、1位の
JRA・
戸崎圭太騎手の順で表彰台上に上がった。このとき、森騎手は山本騎手の隣に立ったが、そこは壇上中央の優勝騎手の位置。続いて上がってきた戸崎騎手に指摘されて、苦笑しつつ場所を譲る森騎手。2人は
地方競馬教養センターの同期でもあり、場内は一気に和やかな雰囲気に。佐々木竹見元騎手より、賞金のボードが3騎手に手渡された。
【優勝
戸崎圭太騎手】
「1つも勝ってないですし、同率ということで、それでも優勝できたっていうのは嬉しいですね。毎年このレースに参加できることを本当に光栄に思ってます。寒い中競馬場にお越し頂きありがとうございます。来年も来れるように頑張りたいと思います。(もう一言という声に)そうですね。今年は216勝を更新出来るように、頑張りたいと思います(笑)。応援よろしくお願いします」
【2位
森泰斗騎手】
「同点ですか。悔しいですけども…。でも、自分のしたいレースは出来たので、悔いはないです。(優勝の戸崎騎手は)同期なんですけど、
JRAで一杯お金稼いでいるんだからと(笑)。(森騎手も全国で一番稼いだ
地方競馬ジョッキーですが、と突っ込まれ)ま、そうですけど(苦笑)」
【3位
山本聡哉騎手】
「1戦目ですごく強い馬に乗せていただいたので、勝つことが出来ました。次は優勝を目指して頑張りたいと思います」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)