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ブラックキャビアの弟のG1競走4勝馬引退

  • 2013年05月06日(月) 09時35分
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25戦無敗のブラックキャビアの半弟のオールトゥーハード/All Too Hard(牡3)の引退、種牡馬入りが発表され、オーストラリアはブラックキャビア、昨年の二歳三冠馬ピエロに続き、また1頭のチャンピオンがターフを去ることになった。

オールトゥーハードは5月18日のG1ドゥームベンカップ(2000m)または同日の準重賞スコーンギニー(1400m)、もしくはイギリスのロイヤルアスコット遠征が予定されていて、次走の選択がオーストラリアの競馬界の大きな話題のひとつだった。しかし、2500万豪ドルでオールトゥーハードを購入した所有者は引退、種牡馬入りを選択した。

オールトゥーハードとピエロ、どちらが最高の3歳馬であるかは多くの議論がある。オールトゥーハードは獲得賞金230万ドルに対し、ピエロは450万ドルでG1も5勝である。2頭は4回対戦し、互いに2回ずつ先着している。

オールトゥーハードはヴィネリースタッドにおいて、初年度種付料6万6000豪ドルで供用される。


■ピーター・オートン(ヴィネリースタッド ゼネラルマネージャー)
我々は今後について、引退か、来年も現役を続けるか、長い間慎重に検討してきました。しかし、この馬はすでに能力を証明しており、これ以上為すべきことはありません。彼はこの国で最高の3歳馬であり、多くの賞賛を得ています。競走馬としてより、種牡馬としての将来のほうが重要で、それを待ち望んでいる声は非常に大きいのです。

ロイヤルアスコット遠征を最後に引退する計画は、北半球での種牡馬生活を支援するのが目的でした。しかしそれも、これまでの活躍があれば十分です。

(ピエロとの比較について)オールトゥーハードがこの国で最高の3歳馬です。ピエロも素晴らしい馬ですが、オールトゥーハードがピエロを破ったシーンを見れば、誰もがそう思うはずです。G1競走4勝、コックスプレート2着という戦績は偉大なものです。


【補足】
日本でいうとオルフェーヴル、ジェンティルドンナ、ゴールドシップが揃って引退したような感じのオーストラリア競馬界ですが、3歳で引退は種牡馬入りを重視するお国柄でしょうか。G1競走4勝に加えてあのブラックキャビアの半弟ですから、間違いなく人気種牡馬になるでしょう。順調であれば2016年末か2017年に産駒がデビューします。
ネタ元のURL
http://www.dailytelegraph.com.au/sport/superracing/champion-colt-all-too-hard-retired/story-fn67rc85-1226635563452

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