スマートフォン版へ

【宝塚記念】キセキ陣営「最終追い切りの動きも素晴らしかった」/ねぇさんのトレセン密着

  • 2019年06月22日(土) 18時59分
 キセキへ寄せる期待が止まりません。陣営も、わたしも、おそらく皆さんも。

「最終追い切りの動きも素晴らしかったです。シルエットも締まってきましたし、体型は父のルーラーシップに近づいてきましたね。雨予報もありますが、これについては菊花賞を見ていただければ。どんな馬場でも走ってくれると思います」(辻野助手)

 ホント、体と雰囲気からはケチをつけるところがないです。そこへきてさらにジンクスまで味方しているのはご存知ですか?

 まず、本来なら極端すぎるともいえる1枠1番をキセキ陣営は「ラッキーナンバー」と歓迎しているので、少し調べてみました。

 角居厩舎の今年の中央競馬の成績を振り返ると、いやいや、1枠1番での成績が凄いんです。

 ロジャーバローズ日本ダービーをはじめ、ユニコーンSとニュージーランドTのワイドファラオ、先週のエスポワールなど、角居厩舎が1枠1番に入ると軒並み掲示板に載っています。

 振り返ると、掲示板を外したのは1月27日のハーツフェルト(500万下)とアールジオール(500万下)で、それ以降は12戦5勝、2着1回、3着2回、4着2回、5着2回という好成績でした。偶然とはいえ、これはあやかりたいほど恐るべし!

 さらに。清山助手は先日の記事に書いたとおり、横山典弘騎手と競馬学校を同期で卒業した騎手でした。その後、騎手を辞めて調教助手に転身するわけですが、騎手時代の代表馬にはロンシャンボーイという高松宮杯を制した馬がいます。

 キセキ宝塚記念の成績次第でロジャーバローズと共に凱旋門賞へ挑むプランが持ち上がっています。そう、ロンシャンボーイの清山さんですよ!清山さんこそ、パリ・ロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞に挑戦していただきたい。そう思うのです。

 馬名にあやかってのたまたまの偶然、と仰る方もいらっしゃるとは思います。でも、それでもここまで地味に淡々とキセキを支え続けてきた陣営に凱旋門賞の夢を授けたくありませんか?少なくとも、わたしはそう思います。

 これまで悔しい競馬の続くキセキですが…。今回の宝塚記念に限っては、雨予報も、そうでなくても前残りの馬場も、このところ角居厩舎が節分以降、好成績を続けている1枠1番も、全部キセキの味方になっているように感じます。そして、そう感じるのはきっと私だけでないはずです。

(取材・文:花岡貴子)

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す