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淡路島に競走馬トレーニングセンターが開設

  • 2013年06月03日(月) 22時58分
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 南あわじ市に競走馬の育成牧場「awajiトレーニングセンター」が今月、オープンした。同市内の建設会社が整備を手掛け、西宮市の会社が管理業務を行う。名馬・ディープインパクトの娘など42頭がおり、訓練や管理にかかわる関係者は「将来的には150頭程度を預かり、大きなレースで勝てる馬を育てたい」と意気込む。(佐藤直子)

 建設会社「森長組」(南あわじ市賀集)が、南あわじ市灘仁頃と同市阿万東町にまたがる0・8ヘクタールで、1月に着工した。坂道を走らせて馬の心肺機能を向上させるため、馬の足を痛めないように木のチップを敷き詰めた坂路を整備。坂路のうち450メートル分と、直径20メートルのウオーキングマシン、温水シャワー、厩舎(きゅうしゃ)が完成し、今月から使用が始まった。

 厩舎は1室が幅3・6メートル、奥行き4メートルで、通常よりも広めという。今後、坂路を1キロに延長、プールと1周約400メートルのダートコースを建設する計画で、今年中の完成を目指す。

 訓練を担当する「エミオン・ステーブル」(南あわじ市)の村上正幸社長(47)は「海からの風が吹いて涼しく、暑さが苦手な馬には良い環境。長い坂路は調教するのに理想的」と話す。

 トレーニングセンターの管理会社「レイクサイドマネジメント」(西宮市)によると、中央競馬や地方競馬などが運営する厩舎には、収容頭数に限りがあるため、民間の育成牧場の需要が高いという。同社は昨夏から建設場所を探し、長い坂路が確保でき、京阪神から近いことから南あわじ市を選んだ。

 同社の塚本慶太郎社長(35)は「今後、育成頭数が増えれば、馬の世話や厩舎の掃除、訓練のための乗り手などに地元の人を雇用したい」と話している。

(2013年5月30日 読売新聞)


【補足】
地理的には栗東だけでなく、園田、高知所属馬も預かれそうですが、コストをを考えると栗東所属馬が中心になるんでしょうね。ちなみに淡路島は、カツラノハイセイコ産駒で南関東で活躍した、テツノセンゴクオーが種牡馬生活を送っていた場所でもあります。昨年までは種牡馬登録されていましたが、今年は登録されてないみたいですね。
ネタ元のURL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20130529-OYT8T01685.htm

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