JRAによると、SITA(国際サラブレッド競売人協会)により、07年から日本がICSC(国際セリ名簿基準委員会)が定めるパートI国として承認されたことがわかった。
パートI国とは、I競走および競走馬の国際的評価の指針として活用されている評価の最上級のもの。パートIからパートIII(障害はパートIVまで)までグループ分けされている。81年にICSCが組織されるとともに格付けが始まり、日本は世界で16番目。アジアではUAEに次いで2番目のパートI国となった。
これに伴い、来年度にはすでに国際格付けを得ている13競走を含め、約60の競走が国際格付けを得ることになり、日本産馬の国際的評価向上、日本の競馬の一層のレベルアップ、ブランドイメージの向上、日本産馬の輸出促進などの好影響が予想される。
◆パートI〜III分類(2007年)
【パートI国】(16か国)
アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、チリ、フランス、ドイツ、英国、アイルランド、イ
タリア、日本、ニュージーランド、ペルー、南アフリカ、UAE、USA
【パートII国】(9か国)
香港、インド、マカオ、パナマ、
プエルトリコ、
スカンジナビア、
シンガポール/マレーシア、ウルグアイ、ベネズエラ
【パートIII国】(16か国)
オー
ストリア、
コロンビア、チェコ、ドミニカ、エクアドル、ジャマイカ、韓国、モーリシャス、メキシコ、オランダ、ポーランド、サウジアラビア、スロバキア、スイス、
トリニダードト
バゴ、トルコ