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ウィジャボード、「追い切りの感触はグッド」

  • 2006年11月23日(木) 17時30分
 23日、26日に東京競馬場で行われるジャパンC(GI・芝2400m)に出走予定の外国馬の調教状況、および関係者のコメントが、JRAより発表された。

・ウィジャボード(牝5、英・E.ダンロップ厩舎)
【調教状況(東京競馬場)】
ランフランコ・デットーリ騎手騎乗
天候:くもり 馬場状態:良
7:48〜8:14 芝コース
芝コースにて1周キャンター 〜追い切り

【関係者の話】
(エドワード・ダンロップ調教師)
「去年のJC後に走った香港でのレース内容が良く、今年もJCに参戦できればと考えていた。今年に入ってコンスタントに使われているが、J.テート厩務員からはBC時より調子が良いと聞いている。BCから中2週ではあるが、直接アメリカから来日し、輸送で体重減りすることなく体調を維持しているようだ。世界的にも有名で強力なライバルが2頭(ディープインパクトハーツクライ)いるが、この馬も牝馬では現役世界一だと思っている。追い切りでの様子もリラックスしており、デットーリ騎手も満足しているみたい。馬場状態も良さそうだ。レースは簡単にはいかないだろうが、良い走りをしてくれると思う。あまり早く先頭に立つと気を抜く面があるので、東京コースの長い直線を考えて、早めに抜け出さないよう気を付けたい。明日は軽めのキャンターを芝コースで行う予定。」

(ランフランコ・デットーリ騎手)
「追い切りの感触はグッド。満足のいくものだ。ウィジャボードは世界有数の素晴らしい牝馬。自分のキャリアの中でも素晴らしい思いをさせてくれた馬なので、この馬といいレースが出来ればと思う。馬場状態については、良馬場の方が適性のある馬なので、馬場が渋るのは歓迎ではない。レースに行って無駄な力を使わずに、自分のペースで走れるのが、この馬の良いところ。レースでは後ろから自分のペースで運ぶつもり。」


フリードニア(牝4、仏・J.ハモンド厩舎)
【調教状況(東京競馬場)】
8:10〜8:23 角馬場
角馬場にて軽めの調整のみ

【関係者の話】
(アラン・クーパー レーシングマネジャー)
「秋シーズン、フランスでこの馬に合ったレースがなく、アメリカで走った後、JCに選ばれればと思っていたところ、声が掛かった。この馬には日本の馬場、速いペースが合っていると思う。ラスト300mでいい脚を使えるのが良いところ。距離については、ずっと前から長い距離に適性があると思っており、中〜長距離のレースを使っている。JCの2400mも合っていると思う。JCには非常に強くレーティング上位の馬が揃っているが、いいレースをしてもらいたい。レースではペース次第ではあるが、中団から進めることになるだろう。1つでも上位に入って欲しいと思う。」

(クロード・ルノワール調教助手)
「直線が長く、速いペースのレースがこの馬には合っているので、日本の競馬は向くと思う。海外遠征は2度目の経験となるが、今回の日本遠征にも対応してくれており、力は出せる状態。明日は軽くキャンターを行う予定。」

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