25日、京都競馬場で行われた
京阪杯(3歳上、GIII・芝1200m)は、
武幸四郎騎手騎乗の4番人気
アンバージャック(牡3、美浦・中野隆良厩舎)が、中団追走から直線で伸び、逃げ粘る3番人気
コパノフウジンをゴール前で1/2馬身捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分08秒3(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には外から追い込んだ2番人気
タマモホットプレイが入った。1番人気のイースターは9着。
勝った
アンバージャックは、
父パラダイスクリーク、
母フィールソーナイス(
その父アーミジャー)という血統。昨年8月のデビュー戦を制すと、その後は勝ち星から遠ざかっていたが、8月の
稲妻特別(500万下)、9月の
袖ケ浦特別(1000万下)、10月の
京洛S(1600万下)と連勝し、今回の昇級初戦を重賞制覇で飾った。通算成績14戦5勝(重賞1勝)。
鞍上の
武幸四郎騎手は、
ソングオブウインドで制した
菊花賞(GI)に続く
JRA重賞制覇で今年2勝目(通算19勝)。管理する中野隆良調教師は、
ヒシアトラスで制した
エルムS(GIII)に続く今年の
JRA重賞3勝目で、通算40勝目となった。