香港ジョッキークラブは19日、昨年12月10日に香・シャティン競馬場で行われた
香港スプリント(香G1)に出走予定も、禁止薬物が検出されたため出走取消となった
テイクオーバーターゲット Takeover Target(セン8、豪・J.ジャニアック厩舎)について、管理するジャニアック調教師に対し、罰金20万香港ドル(約310万円)を課すことを発表した。
同馬は10月1日の
スプリンターズS(GI)に勝ち、06年グローバル・ス
プリント・チャレンジを優勝。4か国に参戦し、3か国でG1レースを3勝以上した馬のみに権利がある100万ドル(約1億1800万円)のボーナスを目指していたが、禁止薬物が検出されたため、レース当日の朝に出走取消となっていた。
なお、同馬は現地時間26日に豪・ランドウィック競馬場で凱旋パレードが行われ、4月7日に同競馬場で行われるTJスミス(豪G1)で始動を予定している。