2010年と2011年のエリザベス女王杯連覇を含めイギリス・アイルランド・日本・香港の4ヶ国で計G1・6勝を挙げたSnow Fairy(スノーフェアリー)が、16日の調教で左前脚の腱を故障したため現役引退がダンロップ調教師から発表された。
昨年の愛G1アイリッシュチャンピオンSで6度目のG1制覇を達成して凱旋門賞を目指すも脚部故障を発症し、年齢的にも現役引退という見方が強まっていたが陣営は現役続行を表明し、今年4月に帰厩して8月の仏G1ジャンロマネ賞あたりでの復帰を目指していたが、2年前に故障した部分と同じ所を再び痛めたということで引退が決まった。
ダンロップ師は「残念なことに今朝の調教で2年前に故障した左前脚を再び痛めしまい引退を決断した。度重なる怪我にも関わらず、ここまで現役を続けさせてくれたオーナーブリーダーであるクリスティーナ・パティーノ女史に対しては本当に感謝の気持ちで一杯で、彼女が馬主でなければ昨年のアイリッシュチャンピオンSの制覇もなかった。また、Snow Fairyの世話を続けてきた厩舎スタッフ全員にも感謝したい。Snow Fairyはアイルランドの馬主さんの牧場に戻るので素晴らしい繁殖牝馬として成功することを祈っています」と述べている。
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