10日、阪神競馬場で行われた12R・吹田特別(1000万下、ダート1800m)で、9番人気(単勝33.9倍)
マイネルトラヴェル(牡4、栗東・柴田光陽厩舎)が優勝。同馬に騎乗していた兵庫所属の
木村健騎手(31、兵庫・
西川精治厩舎)は、
JRA初勝利を挙げた。
木村健(きむら たけし)騎手は75年8月16日生まれ、和歌山県出身。93年にデビューし、これまでに重賞は06年
園田金盃(
タガノインディー)などに勝利。昨年は231勝を挙げ、兵庫のリーディングジョッキー賞に輝いている。地方通算11234戦1192勝、
JRAでは00年に初騎乗以来、通算31戦目だった。
また、同騎手は阪神4Rで8位に入線した
スロクスザンナ号に騎乗。最後の直線走路で外側に斜行し、
アグネストカチ(
秋山真一郎騎手)の走行を妨害したため、11着に降着となった。これにより、3月17日(土)から4月1日(日)まで開催日6日間の騎乗停止となった。