高校生の生産馬として初めて
JRAの競走に優勝した
ユメロマン(牡5、美浦・
宗像義忠厩舎)が、高校の教科書に取り上げられていることがわかった。同馬の話題は、30日に文部科学省の検定に合格した英語IIの教科書(桐原書店)に掲載されており、同馬が生徒たちの世話によって育ち、デビュー戦で勝利するまでが紹介されている。
ユメロマンは、
父ジェネラス、
母サクラトキメキ(
その父アンバーシャダイ)という血統。叔父に04年
京成杯(GIII)2着の
マイネルマクロスがいる。
教育実習の一貫として、北海道・静内農業高校の生徒たちによって種付け、生産、育成され、03年サマーセールにおいて250万円で落札。05年2月のデビュー戦(東京・芝1800m)で勝ち上がり、同年12月の3歳上500万下(中京・芝2500m)で2勝目。その後骨折もあったが、1月28日の前走・4歳上500万下(京都・芝2200m)で3着するなど好走を続けている。通算成績17戦2勝。