厚さ9センチの砂で覆われた船橋競馬場(千葉県船橋市若松)のダートコースを駆け抜ける「ダートランニングフェスタ」が10月5日開催される。
想像以上に足をとられ、体力を奪われる「過酷レース」は好評を博し、主催者は3回目の今年は規模を拡大。約1000人での開催を目指している。
船橋市の地域おこしグループ「チームふなばし88(はちはち)」(川崎拓己代表)が一昨年、全国に先駆けて企画。その後、小倉や名古屋、福島、大井の各競馬場に広がり、ランナーの間でちょっとしたブームになっている。
参加者も1回目が約400人、2回目が約500人だったが、今回は1000人程度を募集する。昨年の参加者からは「ハーフマラソンを走った気分だ」「馬の気持ちがわかった。競馬に負けてもこれからは怒らない」などの声が寄せられたという。
ゼッケンや出走表に競走馬風のニックネームを使い、レースを実況中継する。馬やアイドル、キャラクターなど仮装での参加も可。当日は船橋競馬場主催のイベント「ふれあい広場」などもあり、屋台の出店やフリーマーケットなども開催される。
競技は「21キロダート駅伝」と「ダートレース体験」の2種目。駅伝は、男子、男女混成(女子のみを含む)の2部門で、5〜7人のチームがタスキをつなぎながら1周1250メートルの内馬場を17周してタイムを競う。ダート体験は、男女別・年齢別の12部門に分かれて1200メートルを走る(計測なし)。
参加資格は両種目とも小学5年生以上。参加料は、駅伝が1チーム(5人)2万円で、7人まで1人につき4000円増。ダート体験は2500円。定員は駅伝が120チーム、ダート体験200人で、ともに先着順。参加申し込みは大会ホームページ(http://keiba-run88.com/)から。締め切りは9月10日。
(2013年7月30日 読売新聞)
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