◆母系はスティルインラブ一族　ユイノシノビアシ好感触(27日・文元)

　土曜札幌5R新馬(芝1500m)でデビューを予定しているグレーターロンドン産駒のユイノシノビアシ(牡2歳、美浦・竹内、母シーガルサリー)は、近親に03年3冠牝馬スティルインラブが名を連ねる。「函館Wで(13、20日と)2週続けて追い切り、上々の動き。まだトモが緩く初動の遅さがネックでも、しまいはいい脚を使えるので展開が向けば」と師は期待を込める。

◆昨夏以来でも攻め入念　スマイルライン鉄砲駆け注意(27日・吉田)

　土曜新潟7R・3歳上1勝クラス(ダート1800m)を予定しているスマイルライン(牡4歳、栗東・高野)は昨夏の小倉戦12着以来となるが、豊富な運動量と意欲的な攻めを施され、追われるごとに良化。この日は栗東坂路を余力残しの手応えで4F52秒7-11秒9(仕掛け)で駆け抜けた。復帰戦から注目だ。

◆雰囲気も馬っぷりも抜群ジョイス　文句なしのA評価(27日・城谷)

　この日、横山武を背に札幌ダートへ登場したジョイス(牡3歳、美浦・斎藤)の雰囲気が抜群にいい。全く無理をさせず15-15程度で流しているように映ったが、実際は5F72秒3-41秒2-12秒7と脚力の高さを披露。馬っぷりの良さも際立っており、4月の東京戦3着以来でも万全の状態に仕上がっている。土曜札幌7R・3歳上1勝クラス(ダート1700m)へ出走予定だ。

◆ヴィクトリアMは大敗も…メイショウミモザ反撃態勢(27日・紺谷)

　日曜札幌11RクイーンS(芝1800m)を予定しているメイショウミモザ(牝5歳、栗東・池添兼)がこの日、函館Wで追い切られ素軽い動きを披露。ラスト1Fは12秒5で駆け抜けた。気合乗りが目立ち、気配は上々。前走のヴィクトリアマイルでは最下位18着に終わったが、いい仕上がりにある。

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提供：デイリースポーツ