●
四位洋文騎手
11回目の騎乗にして
日本ダービー初制覇。05年
シックスセンス、06年
ドリームパスポートと、ここ2年連続3着だった。
JRA・GIは
ウオッカで制した昨年の
阪神ジュベナイルフィリーズ以来の通算9勝目。クラシックレースは96年
皐月賞(
イシノサンデー)以来の2勝目。
JRA重賞は
ウオッカで制した今年の
チューリップ賞(GIII)に続く今年3勝目、通算50勝目。
●角居勝彦調教師
日本ダービーは初出走初制覇。
JRA・GIは
ウオッカで制した昨年の
阪神ジュベナイルフィリーズ以来の通算7勝目。クラシックレースは04年
菊花賞(
デルタブルース)、05年
オークス(
シーザリオ)に続く3勝目。
JRA重賞は
ウオッカで制した今年の
チューリップ賞(GIII)に続く今年4勝目、通算19勝目。
●牝馬の優勝
37年のヒサトモ、43年のクリフジに続く史上3頭目、64年ぶりの快挙。出走も96年の
ビワハイジ(13着)以来11年ぶりだった。
●史上初の父娘制覇
ウオッカの
父タニノギムレットは02年の
日本ダービー馬。父娘制覇は史上初。父仔制覇はカブトヤマ(33年)&
マツミドリ(47年)、
ミナミホマレ(42年)&
ゴールデンウエーブ(54年)、
ミナミホマレ(42年)&
ダイゴホマレ(58年)、
シンボリルドルフ(84年)&
トウカイテイオー(91年)に続き5組目。
●父内国産馬の勝利
91年
トウカイテイオー(
父シンボリルドルフ)以来16年ぶり。
●馬主・谷水雄三氏
ウオッカの父である
タニノギムレットで制した02年以来の
日本ダービー2勝目。同氏の父・谷水信夫氏は68年
タニノハローモア、70年
タニノムーティエで
日本ダービーを2勝している。
●生産者・カントリー牧場
68年
タニノハローモア、70年
タニノムーティエ、02年
タニノギムレットに続く
日本ダービー4勝目。
●勝ちタイム
2分24秒5(良)は、04年
キングカメハメハ、05年
ディープインパクトの2分23秒3(いずれも良)に次ぐ3番目の好タイム。2分25秒を切る勝ちタイムも上記に次ぐ3回目。
●1番人気馬
フサイチホウオーが7着に敗れ、01年
ジャングルポケットから06年
メイショウサムソンまで6年続いていた1番人気の優勝がストップした。1番人気馬が連対を外したのは97年3着の
メジロブライト(勝ち馬
サニーブライアン)以来10年ぶり。
●関西馬の優勝
98年
スペシャルウィークから10年連続。