◆ひと息入れて再出発
ミカッテヨンデイイは
ファンタジーSへ(7日・澤田)
今村聖奈とのコンビで臨んだ先週の
小倉2歳Sで10着に終わった
ミカッテヨンデイイ(牝2歳、美浦・堀内)は、
ファンタジーS(11月5日・阪神、芝1400m)から阪神JF(12月11日・阪神、芝1600m)へ向かう予定だ。
◆文句なしの『A』評価
ファントムシーフ成長力抜群(7日・城谷)
北海道から栗東に戻って、広いトレセンのコースに目が慣れないのは毎年のこと。そんななか、開門直後にオープン馬
アルドーレを一瞬で抜き去ったのが
ファントムシーフ(牡2歳、栗東・西村)だった。8月下旬から運動を開始し、初めてビシッと追った今週が絶品の動き。新馬戦V当時に比べて背が伸びて体を大きく使えるようになり、より一層迫力を増している印象だ。順調に成長しており、秋以降の走りががぜん、楽しみになってきた。
◆オープン馬に食らいついた
ヒップホップソウル 祖母は
桜花賞馬(7日・森元)
北海道から人馬が戻り、トレセンの追い切り頭数がグンと増えた。そんななか、朝一番に美浦Wで目立つ動きを見せたのが
ヒップホップソウル(牝2歳、美浦・木村、父
キタサンブラック、
母ダンスファンタジア)。5F68秒1-11秒5の時計は特筆すべきものではないが、日曜中山11R・
京成杯AH(芝1600m)に出走する僚馬
ダーリントンホールに食らいついた内容は上々だった。母は11年
フェアリーSの勝ち馬で、祖母は04年
桜花賞などGI2勝の
ダンスインザムード。ひと追いごとに気配も上向いており、初戦から注目したい。
◆
アルナージェインが3頭併せで最先着 コントロールOK(7日・浜口)
リアルスティール産駒の
アルナージェイン(牝2歳、栗東・
奥村豊、
母ルナレガーロ)がこの日、ルメールを背に栗東CWで3頭併せを行い5F70秒0-11秒6(馬なり)で最先着を果たした。追えばさらに時計が出せそうな雰囲気で、反応、体の使い方は非常に目を引くものだった。きょうだいには乗り難しいタイプが多いなか、この馬は現状、うまくコントロールが利いている。母系は活躍馬多数の
ダイナカール一族だ。
◆スピード感十分
アンタッチャブル 栗東芝での加速キラリ(7日・竹村)
当歳セレクトセールで9400万円(税抜き)で取引された
アンタッチャブル(牡2歳、栗東・友道、父
ハービンジャー、
母ガラアフェアー)がこの日、栗東芝で追い切りを消化。非常に力感のあるフットワークで、直線も持ったままスッと加速…ラストまでスピード感十分の走りを披露した。まだ成長の余地を残しているとはいえ、トモの肉付きが良く、厚みのある馬体の持ち主。日曜中京5R新馬(芝2000m)を予定している。
◆兄は
ヴェルデグリーン 力感十分
グリューネグリーン(7日・石渡)
13年
オールカマー、14年
AJCCを勝った
ヴェルデグリーンの半弟
グリューネグリーン(牡2歳、美浦・相沢、父
ラブリーデイ、
母レディーダービー)が入厩。この日は美浦坂路を軽めのキャンターで駆け上がった。馬体は幾分緩く映るが、力感のあるフットワークは好印象だ。
◆高木師「今度こそ」 2戦目でVへ
マイネルモーント(7日・武山)
日曜中山2R・2歳未勝利(芝2000m)に出走予定の
マイネルモーント(牡2歳、美浦・高木)は新馬戦で半馬身差の2着。前残りの展開のなか、大外枠で厳しい形になったことを考慮すれば優秀な内容だった。「ここなら力は上位。今度こそ」と師は前向きだ。
◆
「競馬新聞 デイリー馬三郎」は、
JRA開催全場の馬柱を完全掲載&全レース予想!最強の馬三郎取材陣40名超の予想がご覧いただけます。パソコン向けサービスで、在宅での競馬ライフにピッタリ!詳しくは
こちらでご確認ください。
※リンク先はパソコン向けのページとなっております
提供:デイリースポーツ