◆動き機敏、次走が楽しみスマートジェイナ(2日・吉田)

　デビュー2戦目の前走は人気を裏切ったスマートジェイナ(牝3歳、栗東・大久保)だが、そこで無理使いしなかったことは英断。きょうの栗東坂路では4F52秒4-12秒0(馬なり)のタイムで機敏な動きを披露。気合乗りも申し分なく、いきなりから能力全開の態勢だ。

◆ヤクシマはマイル路線でGI獲りへ(2日・堀尾)

　クロッカスSを勝ったヤクシマ(牡3歳、栗東・寺島)。「前走で福永さんがしっかりテンから出していく競馬をしてくれたことが大きかった。ルメールで勝ったけど、半分以上は福永さんのおかげですね」と師は2走前に競馬を教えた福永に感謝しきり。次走は「今のところはルメールが引き続き乗れるようなので、アーリントンC(4月15日・阪神)を視野に入れています。そこでマイルにメドが立てばNHKマイルC(5月7日・東京)へという方向ですかね」とのことだった。

◆良血ハスラーが3頭併せで最先着(2日・竹村)

　ハスラー(牡3歳、栗東・友道、父ロードカナロア、母シャンロッサ)がこの日、栗東CWで追い切りを行った。3頭併せの内につける内容だったが、直線は鞍上の仕掛けに鋭く反応して最先着。上がり重点とはいえ1F10秒9をマークしたのは高く評価できる。半姉はローズSを勝ち、秋華賞でも3着と好走したカンタービレ。今後、どんな成長を遂げるのか大いに楽しみだ。

◆重賞にも手応え！ ブラウンウェーブに宗像師も期待(2日・澤田)

　デイリー杯クイーンC(11日・東京)を大野で予定しているブラウンウェーブ(牝3歳、美浦・宗像)が1週前追い切りを行った。師は「まずまずの動きで、短期放牧でリフレッシュした効果がありますね。前回(フェアリーS4着)はコース取り次第でもっとやれていたと思うので、再度牝馬同士の重賞なら」と期待を持っていた。

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提供：デイリースポーツ