◆今度こそ決めるかヘラルドバローズ　パドックと馬場入りを注目(3日・堀尾)

　土曜京都10R・平城京S(ダート1800m)に出走するヘラルドバローズ(牡4歳、栗東・寺島)は、前走の仁川Sで小差2着とオープンにメドを立てている。師は「前回は気合乗りが2走前(7着)とは違いました」と説明。「パドックから雰囲気が異なり、馬場に先出ししたことも良かったですね。今回も先出しするので、うまく気合が乗れば」とポイントを挙げていた。パドックと馬場入りは要チェックだ。

◆良績のある東京12Fなら　トゥーフェイスがオープン初Vへ気合(3日・武山)

　日曜東京10R・メトロポリタンS(芝2400m)に出走するトゥーフェイス(牡5歳、美浦・新開)はこの舞台で2勝をマーク。「前回(大阪-ハンブルクC3着)は途中から動いても最後まで頑張っていた。中間は厩舎でじっくり調整。ベストの条件のここならチャンスは十分」と師は前進を期待していた。

◆藤田晋オーナーの高額良血馬　リプレゼントは遅れてきた大物!? (3日・竹村)

　母に16年北米G1・BCフィリー＆メアスプリント勝ち馬を持つリプレゼント(牡3歳、栗東・中内田、父ロードカナロア、母ファイネストシティ)がこの日、栗東CWで追い切りを行った。併走馬2頭の中につける内容で、楽な手応えのまま残り1Fを迎えるとグンと加速し最先着。毎週意欲的に併せ馬を消化しており、追うごとに内容は良くなっている。1歳セレクトセールで3億円(税抜き)の高値で取引された一頭。土曜京都4R・3歳未勝利(芝1400m)を予定しており、注目が集まる。

◆2週続けて栗東坂路で1F11秒台　スノーテーラーいきなりから(3日・吉田)

　日曜京都11R・鞍馬S(芝1200m)へ出走するスノーテーラー(牝6歳、栗東・飯田雄)は岩田康がつきっきりで熱心に調整。時計の出やすい設定とはいえ、栗東坂路でここ2週続けてラスト1F11秒台をマークしている。気合乗りも申し分なく、1月の淀短距離S12着以来でも態勢は万全。ここでオープンへのメドを立てたい。

◆力強い脚さばきで坂路12秒2　サトノグランツ3連勝で重賞獲りへ(3日・紺谷)

　土曜京都11R・京都新聞杯(芝2200m)を予定しているサトノグランツ(牡3歳、栗東・友道)がこの日、栗東坂路で併せ馬を消化し1F12秒2でフィニッシュ。力強い脚さばきで豪快に駆け上がってきた。未勝利-ゆきやなぎ賞を連勝中の勢いをキープしている。

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提供：デイリースポーツ