◆初戦から動けそうな
セントメモリーズ(6日・佐野)
セントメモリーズ(牝2歳、美浦・
斎藤誠、父
エピファネイア、
母ネオフレグランス)は、この日の美浦Wで僚馬を圧倒する鋭い走りを披露。1F11秒6をマークして1馬身の先着。前進気勢の強い走りは、いかにも初戦から動けそうなタイプだ。
◆気配上向きの高額馬
インビジブルセルフ(6日・竹村)
インビジブルセルフ(牡2歳、栗東・池江、父
エピファネイア、
母アウェイク)がこの日、栗東CWで3頭併せを行った。年長馬が相手だけにラストはわずかに遅れたものの、6F82秒5-11秒3なら評価できる時計。段階を踏みながらピッチを上げ、着実に気配は上向いてきた。近親に
神戸新聞杯など重賞2勝の
ステラヴェローチェがいる良血で、1歳セレクトセールで2億7500万円(税込み)の値がついた高額馬。今後どんな成長を遂げるのか楽しみだ。
◆2戦目で決める
エクストラバック(6日・安里)
西園正厩舎の2歳馬は早くも6頭がデビューし、1・3・1・2・4・1着と抜群の強さを誇っている。唯一馬券圏外に敗れた
エクストラバック(牡2歳)について、師は「少しうるさくなってきていたからメンコを着用したままレースに臨んだが、思ったほど行けなくて失敗した。次はしっかり決めたい」と力が入っている。次戦は22日福島1Rの未勝利戦(芝1200m)を予定。
◆
インクルージョン初追い切りで確かな脚勢(6日・石渡)
インクルージョン(牡2歳、美浦・堀、
父ハーツクライ、
母インクルードベティ)が本日、美浦Wで6F86秒1-39秒5-12秒4を計時。これが入厩後初めての追い切りだったが、水を含んだ馬場でもしっかりとした走りで、ラストも確かな脚勢。今後の動向に注目したい。
◆驚くほどの変わり身を見せた
メロディアスハード(6日・城谷)
松若を背に栗東CWで追われた
メロディアスハード(牝2歳、栗東・杉山佳、
父ネオユニヴァース、
母モルトアレグロ)。直線の追い比べで年長馬に力強く先着。時計も6F84秒3-36秒4-11秒4(G前仕掛)と上々だった。日曜の追い切りではそこまで目立った雰囲気がなかっただけに、この変わりっぷりには正直驚いた。母はデビュー戦を圧勝し、
紅梅Sを制すなど早い時期から活躍しており、その血が確実に受け継がれている印象。いきなりから注目したい。
◆
メロディアスハードがインパクトのある動きを披露(6日・浜口)
メロディアスハード(牝2歳、栗東・杉山佳、
父ネオユニヴァース、
母モルトアレグロ)はこの日の栗東CWで6F84秒3-11秒4。初めてしっかりと負荷をかけた調教だったなか、四肢を大きく使った走りで楽々と併走馬を突き放し、かなりインパクトのある動きを披露した。馬体の雰囲気も良く、今後に注目していきたい一頭だ。
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提供:デイリースポーツ