◆洋芝に照準ピタリ　バーミリオンクリフ2勝目ゲットへ(2日・武山)

　土曜札幌12R・3歳上1勝クラス(芝1500m)に出走するバーミリオンクリフ(牡4歳、美浦・金成)は前走が3着。「先着を許した2頭が55キロだったのに対して、こちらは58キロ。結果的に斤量差が出たね」と師は振り返る。パワータイプとあって、レース後は洋芝のここを目標に調整。「距離はぴったり。前進を」と語調を強めていた。

◆2勝クラスなら久々でも　コスモサガルマータ落ち着き次第(2日・堀尾)

　昨年の京都2歳Sで11着(2番人気)に終わったコスモサガルマータ(牡3歳、栗東・梅田)が、土曜新潟9R・月岡温泉特別(芝2000m)で復帰する。「裂蹄で休養が長くなったが、今は問題ない。前走は装鞍所でテンションが上がり切ってしまったので、いかに落ち着いて臨めるか。前日輸送で1泊することがいい方に出れば」と師。3戦目の紫菊賞ではダノントルネード(京都新聞杯2着)以下を完封しており、自己条件の2勝クラスなら落ち着き次第でいきなり好勝負に持ち込めそうだ。

◆得意の洋芝で昇級即突破へ　アケルナルスター手応えあり(2日・澤田)

　土曜札幌11R・札幌日経オープン(芝2600m)へ出走予定のアケルナルスター(牡4歳、美浦・清水英)はこの日、函館Wで丹内を背に追い切られ、5F67秒6-39秒1-12秒8をマーク。このタイムに師は満足そうで「ここを目標に前走(五稜郭S1着)から変わりなく順調にきている。前回の勝ちっぷりからも洋芝が合っているし、距離もこれくらいが合うので楽しみ」と期待十分だ。

◆調教評価は『A』コラソンビート　オープン勝ち決める(2日・森元)

　日曜新潟8R・ダリア賞(芝1400m)に出走予定のコラソンビート(牝2歳、美浦・加藤士)がこの日、美浦Wで6F83秒4-11秒9を馬なりでマーク。先行していた僚馬2頭を内から難なく抜き去り、圧巻の動きを披露した。デビュー2戦目を3馬身差で完勝した後、攻め気配はグンと上向いている。

◆調教班の目を奪う動き　先週も今週もコラソンビート鋭伸(2日・石堂)

　日曜新潟8R・ダリア賞(芝1400m)へ出走予定のコラソンビート(牝2歳、美浦・加藤士)がこの日、美浦Wで抜群の推進力を披露した。併せ馬で6F83秒4-37秒9-11秒9。直線は楽な手応えのままグングン加速し、僚馬を1秒以上も置き去りにしてみせた。1週前追い切りの動きも相当鋭かったように、状態アップは必至。注目できる。

◆近親ウインマリリン　コガネノソラに菊沢師「能力を感じる」(2日・常木)

　土曜新潟5R・2歳新馬(芝1800m)でデビューを迎えるコガネノソラ(牝2歳、美浦・菊沢、父ゴールドシップ、母マイネヒメル)に師が好感触。「小柄な牝馬だが、気合乗りはいいし能力を感じる。スタートも水準に出られるので初戦から楽しみ」と初陣Vへ期待を寄せた。

◆長期休養明け＆初ダートでも　オーソリティが攻めで貫禄アピール(2日・紺谷)

　日曜札幌11R・エルムS(ダート1700m)を予定しているオーソリティ(牡6歳、美浦・木村)がこの日、函館Wで力強い動きを披露。実戦は昨年3月のドバイシーマクラシック3着以来となるが、仕上がりは上々とみていい。今回が初めてとなる砂の舞台に関しても、中間のダート調教では鋭い動きを見せている。

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提供：デイリースポーツ