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【週末情報】栗東滞在のククナ 併せ相手に遅れはとるも余力は十分/馬三郎のつぶやき

デイリースポーツ
  • 2023年08月09日(水) 17時45分
◆叩き2戦目で上昇アスキステソーロ 今度は新馬戦2着の能力発揮へ(9日・武山)

 土曜新潟4R・3歳未勝利(ダート1800m)に出走するアスキステソーロ(牡3歳、美浦・嘉藤)は新馬戦で2着に好走した後に骨折が判明。7カ月ぶりの出走になった前走は12着に大敗した。「さすがに本調子ではなかったので、あの結果は仕方がないですね」と師は振り返る。ひと叩きして状態は上向き。「まだ良くなる余地は残っているけど、前回以上には走れるはず。初ダートも血統的にはこなせるはず」と変わり身を期待していた。

キープソーキュートに陣営の感触絶好 父は好調スワーヴリチャード(9日・玉川)

 土曜新潟6R・2歳新馬(芝1400m)へ出走を予定しているキープソーキュート(牝2歳、美浦・栗田、父スワーヴリチャード母キスオンザグリーン)に、トレーナーは「バネの利いた走りで、いきなりから」とうなずく。ケイコにまたがった大野も「いかにも新潟の千四が合いそうなタイプ」とグッドな感触をつかんでいる。

◆九州産馬アイタカに谷師「一般馬相手でもと思うくらい調教はしっかり」(9日・赤木)

 今週から夏の小倉競馬が開幕。名物のひとつである九州産限定の新馬戦が今年は土日に1鞍ずつ組まれている。土曜5R(芝1200m)へ出走を予定しているアイタカ(牝2歳、栗東・谷、父エイシンフラッシュ母ドリームアドリーム)は攻めの良さが目につく一頭だ。「(同じ谷厩舎の管理馬で、九州産馬ながら21年北九州記念を制した)ヨカヨカほどではないけど、それでも一般馬相手でもと思うくらい調教はしっかりと動いている。気もいいね」と師は好感触だ。

◆関東馬ペルドリが小倉新馬を勝ちにきた 父譲りの快速発揮へ(9日・常木)

 土曜小倉6R・2歳新馬(芝1200m)でデビューを迎えるペルドリ(牝2歳、美浦・小手川、母フロレンザール)に陣営が好感触。横田助手は「ビッグアーサー産駒で典型的なスプリンターのタイプ。いいスピードがあってスタートも抜群に速い。小倉の開幕週で押し切りを狙いたい」と初陣Vへ期待は十分だ。

◆札幌は滞在馬が増加 切れ味発揮ポメラートの雰囲気抜群(9日・城谷)

 札幌滞在馬は今週から一気に増加。ハロー(馬場清掃)までに追い切った頭数は先週比で約40頭のプラスだった。採時は当然ながら慌ただしく、じっくり動きを確認できたのは後半調教馬。なかでも日曜札幌9R・おおぞら特別(ダート1000m)へ出走予定で、佐々木騎乗のポメラート(牝4歳、栗東・茶木)は目立った一頭だ。ゴール前で仕掛けられると瞬時に反応し、5F67秒1-39秒4-11秒7のタイムで素晴らしい切れ味を発揮。ダートでこれだけ動けるのはかなり調子がいい証拠だ。前走3着で馬に気持ちが入ったのか、ガラッと雰囲気が変わってきている。

ゴールドエクリプス小倉記念へ格上挑戦「確実に状態は上がっている」(9日・堀尾)

 先週段階では自己条件の日曜小倉10R・博多S(芝1800m)と日曜小倉11R・小倉記念(芝2000m)の両にらみだったゴールドエクリプス(牝4歳、栗東・大久保)は、正式に重賞への格上挑戦が決定した。「ケイコも余力残しでラスト1F10秒台をマークしたし、前走(マーメイドS4着)より確実に状態は上がっている。同じ2000mでも、阪神より平たんの小倉の方がパフォーマンスも上がる。展開ひとつでチャンスはありそう」と谷口助手。鞍上も角田河に決まった。

◆栗東滞在のククナ小倉記念へ軽快に追い切り 併走遅れは問題なし(9日・掛札)

 日曜小倉11R・小倉記念(芝2000m)に向けて栗東で調整しているククナ(牝5歳、美浦・栗田)がこの日、岩田望を背にCWで6F82秒0-37秒3-11秒7(仕掛け)をマーク。併せた相手に遅れたものの、軽やかな脚さばきで余力も十分…小倉への輸送を控えていることも考慮すればこれでOKだろう。

◆3年前の再現描くか 格上挑戦でもアップデートに陣営は野心あり(9日・矢野)

 日曜小倉11R・小倉記念(芝2000m)に3勝クラスのアップデート(牡4歳)を送り出す栗東・杉山晴厩舎は、20年の当レースを同じく格上挑戦だった10番人気アールスターで制している。「下(馬場)が悪いと良くない馬で開幕週は合っている。ロスなく立ち回れれば、ひと脚は使えそう」と師。『先輩』は3年前、直線で内ラチ沿いを抜け出し…再現を描いてみせるか。

◆小倉滞在馬で攻めの雰囲気が目立つのは…3頭をピックアップ(9日・吉田)

 台風6号の影響が懸念されたこの日の小倉競馬場だが、思ったほどの雨量はなく滞在馬の約9割が追い切られた。美浦の2歳馬が多いことは例年通り。一方、栗東組は昆、武英の各厩舎が4頭。藤原、本田の各厩舎も2頭…このなかから何頭が馬券に絡むか。攻めの雰囲気の良さという点では、土曜の後半戦を予定している面々に注目したい。10R・西部日刊スポーツ杯(芝2000m)のエヴィダンシア(牡4歳、栗東・藤原)、11R・阿蘇S(ダート1700m)のベルダーイメル(牡6歳、栗東・本田)、12R・3歳上1勝クラス(芝1200m)のレッドヒルシューズ(牝3歳、栗東・武英)がその候補。

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提供:デイリースポーツ

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