◆小倉滞在馬
アイヤナがキビキビとした動き ガラリ一変に要注意(16日・吉田)
この日の小倉ダートは先週と同様に締まった砂質で、速いラップが出る設定。ラスト1Fは11秒台〜12秒台前半が多かった。日曜小倉12R・3歳上1勝クラス(ダート1700m)を予定している
アイヤナ(牝3歳、栗東・高橋忠)は道中からスピード感十分で、ラストまでキビキビとした脚取りを披露。昇級後は2桁着順が続いているが、ガラッと変わっても驚けない。
◆近親
ジオグリフ アンデスビエント3頭併せで力強く11秒6(16日・竹村)
母に交流重賞3勝の
アンデスクイーンを持ち、近親に昨年の
皐月賞馬
ジオグリフが名を連ねる
アンデスビエント(牝2歳、栗東・西園正、父
ドレフォン)がこの日、栗東CWで追い切られた。3頭併せの真ん中に入り、直線で鞍上の仕掛けに力強く反応すると1F11秒6をマーク。全体時計も6F81秒7と上々の内容で楽しみな一頭だ。土曜小倉6R・2歳新馬(ダート1700m)を予定している。
◆馬体シャープ
ウインマリリン昨年3着時より間違いなく出来は上(16日・城谷)
日曜札幌11R・
札幌記念(芝2000m)の有力馬は多くが函館に滞在しており、この日の札幌では調教の一般公開もなし。やや寂しい状況だったが、現地組では
ウインマリリン(牝6歳、美浦・手塚)の状態の良さが目立っている。2週前から松岡が調教にまたがり、今週はダートで上がり重点に鋭い伸び脚を披露。5F71秒6-40秒5-11秒9(G前強め)をマークした。昨年(3着)の滞在時は全体的にぼってりと映った馬体が、今年は非常にシャープ。出来は間違いなく今年の方がいい。
◆
武豊騎乗で文句なしの攻め
ジャックドール連覇へ好仕上がり(16日・紺谷)
日曜札幌11R・
札幌記念(芝2000m)で連覇を目指す
ジャックドール(牡5歳、栗東・藤岡)がこの日、
武豊を背に函館芝で追い切られ1F12秒1でフィニッシュ。キビキビと素軽さ十分の脚さばきを披露した。中間の気配も上々で、
安田記念5着以来でも仕上がりは良好。いい状態で出走できる。
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提供:デイリースポーツ