◆
ミスマテンロウ(29日・堀尾)
土曜阪神4R・2歳未勝利(芝1800m)で復帰予定の
ミスマテンロウ(牝2歳、栗東・昆)は8月札幌の初陣3着以来となる。師は「新馬戦で鼻出血を発症したという馬はこれまでにいなかったので、慎重に対処してソフトに(調教を)進めてきた」と説明する。「以前は併せ馬で自分から抜こうとしなかった馬が、今は単走でもしっかり動けている。いい勝負になるはず」と復帰戦から好勝負を描いていた。17&18年
ターコイズS連覇など重賞を4勝した
ミスパンテールの子で、厩舎にとっても思い入れの深い血統馬が2戦目で初勝利を目指す。
◆
ショウナンラピダス(29日・武山)
土曜中山9R・
葉牡丹賞(芝2000m)に出走する
ドゥラメンテ産駒の
ショウナンラピダス(牡2歳、美浦・国枝)は、1歳セレクトセールで2億2000万円(税抜き)で取引された一頭。新馬戦は余力十分に強い勝ちっぷりだった。「折り合い面に不安がないので距離が(2F)延びても大丈夫。好メンバーがそろっているけど、素質的にいいものを持っており来年につながるレースができれば」と師は無傷V2に期待を込めた。
◆
ボッケリーニ(29日・吉田)
土曜阪神11R・
チャレンジC(芝2000m)へ出走する
ボッケリーニ(牡7歳、栗東・池江)は、6月に今回と同舞台の
鳴尾記念をV。この日は初コンビのモレイラを背に栗東坂路で軽やかな走りを披露し、4F53秒4-12秒3を馬なりで記録した。僚馬に優勢な手応えで0秒1先着と気配も上々。骨っぽいメンバーが集まる一戦でも、別定戦で57キロなら好勝負は間違いない。
◆
ガイアフォース(29日・紺谷)
土曜阪神11R・
チャレンジC(芝2000m)へ出走する
ガイアフォース(牡4歳、栗東・杉山晴)がこの日、栗東坂路を上がり重点に単走で追われ1F12秒3。力強い脚さばきでグイグイ駆け上がってきた。前走の
天皇賞(秋)では5着に健闘。いい状態で出走できそうだ。
◆
ケイアイシェルビー(29日・赤木)
日曜中京11R・
チャンピオンズC(ダート1800m)に出走予定の
ケイアイシェルビー(牡5歳、栗東・平田)。登録段階では賞金決定順で最下位だったが、上位馬が数頭回避したことで何とか出走がかないそうな状況にあり、師も「使えそうで良かった」と安堵する。「GIで相手は強いけれど、自分の競馬をして頑張ってほしい」と奮闘を願っていた。
◆
コレギウム(29日・竹村)
土曜阪神5R・2歳新馬(芝2000m)をモレイラで予定している
コレギウム(牡2歳、栗東・池江、父
キズナ、
母エディン)がこの日、栗東CWで追い切りを行った。3頭併せの中に入る形で、スピード感十分に1F11秒4をマーク。追うごとに反応が良くなり、走りに余裕も出てきている。全姉
アブレイズは20年
フラワーCを勝ち、その後も重賞で奮闘。デビュー戦でどんな走りを見せてくれるのか楽しみだ。
◆
「競馬新聞 デイリー馬三郎」は、
JRA開催全場の馬柱を完全掲載&全レース予想!最強の馬三郎取材陣40名超の予想がご覧いただけます。パソコン向けサービスで、在宅での競馬ライフにピッタリ!詳しくは
こちらでご確認ください。
※リンク先はパソコン向けのページとなっております
提供:デイリースポーツ