◆ビルカール(15日・加藤)

　土曜中山10R・舞浜特別(ダート1200m)に出走するビルカール(牡3歳、美浦・水野)が、美浦Wで前日追い。調教師自らが感触を確かめ、3F45秒5-12秒7と脚を伸ばしてきた。寒くなってきた時季でも、毛ヅヤがさえて引き締まった馬体。主役不在で大混戦だけに、状態の良さを買う手はある。

◆ジャンタルマンタル(15日・紺谷)

　日曜阪神11R・朝日杯FS(芝1600m)に出走するジャンタルマンタル(牡2歳、栗東・高野)は、2枠3番からGI奪取を目指す。先行タイプだけに内枠は好都合。13日栗東坂路での追い切りも素軽さ十分の動きで、状態面は文句なし。好勝負は必至だろう。

◆ニシノアウェイク(15日・文元)

　先月の東京で6戦目にして待望の初勝利を挙げたニシノアウェイク(牡2歳、美浦・伊藤圭)。「前の馬がフラついたことで、減速せざるを得なかった。そこからよく盛り返して、勝ち切ってくれたと思う」と、師は着差以上の完勝だったことを強調。日曜中京9R・寒椿賞(ダート1400m)に出走するが、「出来は高いレベルで安定しているし、あの内容ならば昇級しても楽しみ」と連勝に期待を寄せた。

◆ジューンアース(15日・森岡)

　土曜中京8R・3歳上1勝クラス(ダート1200m)に出走するジューンアース(牝3歳、栗東・飯田祐)は、休み明けだった前走で3着と地力の高さをアピール。「半年ぶりだったので最後で止まったのは仕方がないかな。それでもスピードのあるところは見せてくれたし、叩いた今度は期待していいと思う」と、師は現級卒業へ力こぶ。

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提供：デイリースポーツ