JRAは14日、05年
マーチS(GIII)などダート重賞6勝の
クーリンガー(牡9、栗東・岩元市三厩舎)が17日付で
JRA競走馬登録を抹消すると発表した。今後は北海道新冠町の優駿スタリオン
ステーションで種牡馬となる予定。
クーリンガーは、
父フォーティナイナー、母がラスヴァージネスS(米G1)を勝った
クールアライヴァル(
その父Relaunch)。半姉にエル
エンシノS(米G2)を勝った
Klassy Kim(
父Silent Screen)がいる血統。
02年サラブ
レッドチャレンジ(交流GIII)で重賞初制覇を果たすと、その後も04、05年
名古屋大賞典(交流GIII)連覇、04年
佐賀記念(交流GIII)、05年
マーチS(GIII)などダート重賞路線で活躍。05年9月に左前浅屈腱炎を発症したが、長期休養から見事復帰。06年
マーキュリーC(交流GIII)で重賞6勝目を挙げ、
東京大賞典(交流GI)でも2着に入るなどの活躍を見せた。最後のレースとなった11日の
佐賀記念では2着に入り、同レースは03年2着、04年1着、05年2着、07年2着、08年2着と5戦していずれも連対するという記録を残した。通算成績61戦10勝(地方29戦5勝、重賞6勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。