6日(日本時間7日)、フランス・ロンシャン競馬場で行われた
凱旋門賞(国際G1・芝2400m)は、直線内から馬群を捌いたL.デットーリ鞍上の
マリエンバードが優勝。2着には外から強襲した仏ダービー馬スラマニ。日本から出走した
マンハッタンカフェは直線半ばで力尽き、13着に終わった。
勝った
マリエンバードはビン・スルール厩舎所属の牡5歳。前走ドイツ・バーデン大賞(G1・芝2400m)を勝利してこのレースに臨み、見事世界の頂点に立った。バーデン大賞、
凱旋門賞ともにエミレーツ
ワールドシリーズの対象レースとなっており、この勝利で同シリーズ単独トップとなった。
【レース概要】
ブラックサムベラミーが先頭でレースを引っ張り、人気の一角ハイシャパラルはそれを見る3番手。
マンハッタンカフェは好スタートから4番手外目を追走。
マリエンバードは同じ位置の最内から。人気のスラマニは後方集団からレースを進めた。
3〜4角にかけてペースアップすると、
マンハッタンカフェは追走一杯の形。一方
マリエンバードは最内から馬群の間隙を縫い、残り100mで先頭に立つと、外から強襲したスラマニを退け世界の頂点に立った。
マンハッタンカフェは直線半ばで失速。無念の結果に終わった。